ピロティ

ピロティはフランス語で建物を支える杭のことを指します。
そこから建物を支える柱が並ぶ吹放ちの空間をピロティと呼ぶようになりました。
日本におけるピロティ形式は1階を駐車場やお店などに利用して、2階が集合住宅になっている建物に多い形式です。
しかし、阪神・淡路大震災ではこのピロティ形式の建物の倒壊が多かったため、1995年12月にはピロティ部分の設計について耐震基準の改定が行われました。
ピロティ形式の1階の柱には十分な変形能力と耐力が必要となります。

用語集一覧へ